毒になる水、薬になる水/令和4年1月の法話/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


文字サイズの変更

 


 

毒になる水、薬になる水/令和4年1月の法話


毒になる水、薬になる水/令和4年1月の法話の画像1
【担 当】 杉田道秋 師 〔愛知県豊川市 立信寺 住職〕
【御 題】 「毒になる水、薬になる水」

 


 

 


 

 

新年あけましておめでとうございます。皆様にとりまして令和四年が良い年でありますよう心からご祈念申し上げます。今年もインターネット法話をご利用くださいまして有難うございます。このインターネット法話が皆様方の日暮らしの一助になれば幸いに存じます。本年もよろしくお願い申し上げます。

鎌倉時代に大変活躍されました和尚さんで、華厳宗の明恵上人と言う方がおられました。

この和尚さんは、浄土中を開かれました法然上人と同世代に生きられました言わばライバルでございました。非常に苦しい修行をされたことで有名な和尚さんでございます。

例えば自分の耳を切り落としたり、木の上で長い時間座禅をしたり、それはそれは自分に厳しい和尚さんでございました。

この明恵上人のお言葉の中に『蛇は水を飲んで毒を出す、牛は水を飲んで乳を出す。』と申されております。

蛇も牛も同じ水を飲んでいるのに、蛇は人間にとりまして恐ろしい毒を出します。かたや牛は、私たちに牛乳を与えてくれます。

私はこの言葉が大好きでございましていつも反省させられております。皆さんは、両親や奥さんから少しでも小言を言われますと、激高したり腹を立てたりしてないでしょうか。

同じことを言われても、それを毒にするも薬にするも受け取る私の心がけ次第であります。

牛のようになれなくても、蛇のようにならないよう精進したいものであります。

担当は杉田でした。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

次へ

 



前の画面に戻る


 

 

Tweet 


 

 

facebook area