今回は心経のお話をしましょう。/平成29年1月の法話(1)/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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今回は心経のお話をしましょう。/平成29年1月の法話(1)


今回は心経のお話をしましょう。/平成29年1月の法話(1)の画像1
【担 当】 木村賢隆 師 〔愛知県西尾市 専長寺 住職〕
【御 題】 「今回は心経のお話をしましょう。」

 


 

 


 

 

今回は心経のお話をしましょう。

心経とは心のお経です。心を第一に考えねばなりません。心を大きくもち全体を考える。忙しい忙しいと言うのは、心の亡くなることです。「忙しい」という字は心を表す「忄(りっしんべん)」の右側に「亡(なくなる)」という字を書きます。それだから、心がなくなる事であります。

例えば、田舎道を猛烈なスピードで馬車を走らせてきた旅人が、車を止めて道端の人に次の町までどれくらい時間がかかるか尋ねた。するとその人は「さあ、二時間か三時間かかるかなぁ。早く行くなら五時間か六時間かかるかなぁ。」それを聞いた旅人は、なんと奇妙なことを言うのだろうと思った。

この旅人は、馬を早く走らせて行く。すると途中で車の心棒が折れて、隣町へ着くのに六時間もかかってしまい日暮れになってしまった。馬を走らせて行ったから車の心棒が折れて直すのに時間がかかった。このように早く走らせるのは危険だと知らせるのが心経なのです。

生活が豊かになるば幸せと思いますが、不幸なことも多く欲望も多くなる。

幸せになればなるほど、貧しい時と違った不満を訴えます。これが人間の欲望です。欲望を自制できずに苦しんでいるのが現代人です。

心経はこれを照見せよと言っている。

心経はこころのちかいであります。今回は心経の中の事をお話し致しました。

木村賢隆でした。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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