平成25年1月の法話/木村賢隆師
【担 当】 木村賢隆 師 〔愛知県西尾市 専長寺 住職〕
【御 題】 「仏さまのまもり」
私は、退院後数ヶ月になり仏さまの道を信じています。
夏のはじめに西尾市民病院に入院し、気がついた時は病院の壁でした。
頭の脳出血の病気をし、今は療養中であります。
あの時は、仏さまに助けられて、今私があると思います。
「川に崖があり、ここへ手をかけ足をかけ昇れ」と教えてくれた一人のお坊さんでした。
その通りやるとそこに花があった。
あれが仏さまの助けであったと思います。
私の心には、今でも花が咲いています。黄色い花がいっぱい咲いています。
はじめは、名前も言えず宇も書けなかったが、今では宇も書けて世間の事は良く分かるようになりました。
私は八十才になりましたが、花がなくなるとあの世へ行くのです。
これが仏さまの守りだと信じています。
専長寺住職 木村賢隆でした。
このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。
法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。
この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)
前へ
次へ
前の画面に戻る
facebook area