平成27年8月の法話/河合延昭師/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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平成27年8月の法話/河合延昭師


平成27年8月の法話/河合延昭師の画像1
【担 当】 河合延昭 師 〔愛知県岡崎市 養薬寺 住職〕
【御 題】 「ありのままで」

 


 

 


 

 

長雨の季節を過ぎ、猛暑の季節となりました。私たち人間は贅沢なもので、雨が続けば早く晴れて欲しいと思い、猛暑が続けば少し雨が欲しいと思うものです。

「桎梏」(しっこく)という言葉があります。 桎は足かせ、梏は手かせという意味があります。

私はお寺に生まれました。 あそこの家に生まれたかったと思っても、それは変える事は出来ません。そして今、住職をしています。 男は男、女は女、梅雨には雨、夏は暑い、そして、私たち凡夫は凡夫。

これは避けては通れない事で一生凡夫です。 これが「桎梏」ということです。

法然様は「唯一向に念仏すべし」と仰せられました。

〝その身そのまま〟お念仏を申す。合掌させて頂く。 これでいいのではないでしょうか。

「亀足を足さず、鶴足を斬らず」の言葉のように、亀は鈍足で足が遅いけれども、足が短い所に亀の良さがあり、鶴は足が長く気品があり、そこに鶴の良さがあるのです。 皆それぞれに良い所、至らぬ所があるのが人間です。 そして、桎梏の中での生活、それが人間社会です。 

私たちは一生凡夫であることを自覚して、時の流れに身をまかせ、できることを一生懸命する。 その身そのまま合掌念仏する。 その姿こそが、まさに信心の姿であり、私たち念仏信者の美しい姿ではないでしょうか。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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