平成27年11月の法話(2)/村松憲道師/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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平成27年11月の法話(2)/村松憲道師


平成27年11月の法話(2)/村松憲道師の画像1
【担 当】 村松憲道 師 〔愛知県蒲郡市 真如寺 住職〕
【御 題】 「無題」

 


 

 


 

 

木の葉も一枚一枚枯れ落ちていくこのごろ皆様いかがお過ごしでしょうか。 
今回は拙僧の体験を基にお話をしたいとおもいます。 

六波羅蜜という言葉をご存じでしょうか?六波羅蜜とは、この世に生かされたまま仏様の位に達するため六種の修行方法をいいます。 今回は布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧といった六種の内、布施についてご説明いたします。 

晋山いたしまして約一年、皆様に親しみを持っていただけるお寺を目指しまして日々奮闘中でございます。 そういった寺院を目指す中で、色々と悩み事やらが出てくるわけですが、なかなか自分で考えるだけではなかなか答えが見つかりません。 インターネットに検索ワードを打ち込んでも答えが出てくるわけではありません。 かといって自分でゼロから答えを産み出せるような器ではございません。 そのなかでふと思いついたのは、ある同じ宗派のお寺で行われたお祭りです。 早速主催者の和尚様に連絡を取り、同じようなお祭りをしたい旨をお伝えし色々相談に乗っていただきました。 その上アイディアの提供や関係者の紹介までしていただきました。 普通ならそういった自分で作り上げてきたものを、人に提供するということはなかなかできることではありません。 

またお祭り当日は、たくさんの檀家様、地域の皆様が忙しい合間をぬって惜しみなくお手伝いいただき、たくさんの人にお祭りを楽しんでいただきました。 これこそ布施の精神だと感じた次第です。 昨今Win Winの関係、どちらも得をする関係が理想的な関係である、人とはそういうような付き合いをしろといった論調がございます。 

また何か恩を受けたら必ず返せ。 返さなければ恩知らずといったレッテルが張られます。 確かに恩返しすることは大切ではございますが、仏教の布施はGive and Give and Give、、、、、、、の精神です。 決してTakeを期待しません。 お互いが他人に期待するのではなく、何か自分が与えられることを探す。 そしてそれを惜しみなく与える。 その先に素晴らしい人間関係、明るい社会が出来るのではないかと思います。 

私自信もそんな精神で人間関係を作っていくべきだと感じさせられました。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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