和顔愛語/平成29年11月の法話(1)/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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和顔愛語/平成29年11月の法話(1)


和顔愛語/平成29年11月の法話(1)の画像1
【担 当】 鈴木宏充 師 〔愛知県岡崎市 勝徳寺 住職〕
【御 題】 「和顔愛語」

 


 

 


 

 

今日は、浄土宗の西山流の祖であります、西山上人のお歌お詠みいたしたいと思います。「生きて身を蓮の上に宿さずば念仏申す解やなからん」と。このお歌のお意は、簡単に申しますと「死のための念仏ではなく、生きているこの身、この生活は阿弥陀様のご慈悲に生かされているのだと。そのことを知らずに念仏申しては、申し甲斐がないのではないか」との、お言葉であります。

私は、毎月お檀家さんの家へ月参りに行くのですが、そのお檀家さんは、たとえ約束の時間に遅れてもいつもにこやかに、手を合わせて念仏をし、やさしい言葉で「ご苦労様」とお迎えてくれます。という私は、ついああではない、こうではないと言い訳うをしてしまいます。人は疚しいことがあると多弁になります。そのお婆さんの言葉を聞くと、「ごめんなさい」となぜ言えなかったのかと後悔します。

お婆さんの行いは、大乗仏教の六波羅蜜の第一修行法の一つ防行をしていたのです。それは和顔施―笑顔で、言辞施―やさしい言葉で。これは立派な布施行です。このお婆さんは熱心な念仏信者です。み佛の慈悲にすがり、心と身体をゆだね、日々反省と感謝をし、お念仏を称え、元気でいられることを喜び日々暮らしておられるからこそ、私の心に反省の心が生まれたと思います。

私もそのようにしたいと思います。   合掌


 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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