平成25年6月の法話/杉浦秀祐師/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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平成25年6月の法話/杉浦秀祐師


平成25年6月の法話/杉浦秀祐師の画像1
【担 当】 杉浦秀祐 師 〔愛知県西尾市 宝珠院 住職〕
【御 題】 「六月は雨の季節です。」

 


 

 


 

 

六月は雨の季節です。

中国の古い言葉に「雨 人を留め、想い故人」という言葉があります。

雨の目は仕事はお休み...昔のことですので仕事は農作業のこと。

日本でも昔は「雨降り正月」という言葉がありました。

雨の日は、仕事はお休み。

家の中にこもって雨音をききながら雨の一目を過ごすのであります。

娯楽もありません。

テレビもラジオもありません。

ただ雨音を聞きながら一日を過ごします。

その時に思い出すのは亡き人の思い出...。

両親であるとか友達であるとか、

すでににくなった方々の思い出が走馬灯のように頭の中を巡って、

そしてそのことを思い出しながらあめの目を過ごすのであります。

亡き人のことを思い出してあげるのも大きな供養の一つです。

そんな供養の目を雨の目に過ごすのであります。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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