平成25年5月の法話/鈴木晧道師/お説教の詳細ページ/浄土宗西山深草派布教師会

浄土宗西山深草派 総本山誓願寺


 

 


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平成25年5月の法話/鈴木晧道師


平成25年5月の法話/鈴木晧道師の画像1
【担 当】 鈴木晧道 師 〔愛知県岡崎市 慈光院 住職〕
【御 題】 「佛さまよりの御聲」

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 鈴木晧道師は平成28年2月26日に遷化されました。
 この場を借りまして謹んで哀悼の意を表します。
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佛さまよりの御聲

私の寺は、小寺でありますが、檀家が二百軒あり、法務一筋である事は本當に幸であります。

年六回の寺の「つとまり」には澤山の方々がお参り下され、特にお盆、両彼岸には「150人」程の人々がお越し下されてそれぞれにお志を勿体ない程納めてくださいます。私は余りに申し訳がないから、後日私一人でおつとめの折にその人々の廻向を致します。

或る時そのお参りが終ると何處からともなく聲があり、「そなたの努力は認めるが、檀方の人々が挙(コゾ)っておとり持ちをしてくれるのは、そのたの信心に華を添えてくれた。決して慢心を発してはいけないよ。」...、「ハッ」と心に感じました。

佛の教えでは「聲なき聲を聞きなさい。」と教えられてあるが、これこそ佛さまのお導きの聲と信じました。

「唯一向に念仏を」と法然さまは私共にお示し下されましたが、こんな愚(オロカ)な私にも、尊い佛さまよりのお諭(サト)し、お導きがあるのです。

担当は鈴木晧道でした。

 

 

このたび、当布教師会より法然上人800回大遠忌記念事業として法話集「法然さまからのお手紙とお歌」を出版いたしました。


法然さまが「黒田の聖人(ひじり)」に宛てた一紙小消息を、管長猊下お手ずから、わかりやすく現代の言葉に置き換えていただき、それを一区切りづつ布教師会の布教師がお説教として書き下ろしました。 また法然さまの代表的なお歌を八首取り上げ、それをテーマとしたお説教も掲載しております。

この本のお求めは、≪総本山誓願寺公式サイト「出版書籍のご案内」ページ≫ よりご購入いただけます。(一部1,000円税込/送料別)


 


 

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