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「 蓮の花についてお話しましょう・・・ 」

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担当 木村賢隆

愛知県吉良町 専長寺住職

蓮の花についてお話しましょう…

蓮の花といえばすぐ佛さまを思います。
それは蓮の働きに、大きな意味があります。

蓮の花は泥の中から美しい花を咲かせます。
同じように私たちののごった心の中にも、美しい花は咲く事を教えています。

スイレンを水槽に植えてごらんなさい。

蓮は水面より下に深く植えても、茎はどんどん上に伸びて、水面に達します。また今度は水面に出た葉を裏返しにしておくと、いつの間にか元にもどって表面を向いています。なんと自生力の強い植物でしょう。

「人間も生きるためには一生懸命になり、自分に沿った生き方をしなさい」と諭しているようです。

蓮はインドが原産地です。
お釈迦さまは、きっと日頃に蓮の花をご覧になり楽しんでいられたことでしょう。

インドのお釈迦さまが、お悟りを開かれたブッダガヤの大精舎に、私も数回巡拝いたしましたが、その塔の周囲に池があり、やはり蓮が植えてありました。

蓮は私たちの心の乗り物です。
多き蓮の葉は人間をも乗せて浮かびます。
葉裏には浮かぶような植物組織に成っているのです。

浄土宗の大切な法要に五重相伝と受戒の儀式があります。この法要儀式中で法弟(法要に参加した受者)は必ず白い蓮の花びらを渡されます。 この花びらのことを専門用語で籌(チュウ)と言います。
一人一人この花びらをもらいます。この一葉の花びらに、私の今まで作れる罪を乗せて佛さまに受け取って頂くのです。 そして綺麗な姿になりますと誓うのです。



蓮の花は早朝に「パッ」と小さな音を発して咲きます。
私もそうありたいと思い「南無阿弥陀仏」と称えています。


合掌 十念





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